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スタッフブログ

小規模多機能型居宅介護みんなの家・稲城長沼

2025年11月13日

【一日一心】光の旅へ

夕暮れ、旅のはじまり

YOYO、みなさん。 こんにちは。

みんなの家・稲城長沼の遠足同好会隊長の王です~

秋が深まり、空気が少しずつ冷たくなってきた11月。
そんな中、私たちは心待ちにしていた「光の旅へ」――よみうりランドのイルミネーションへ出発しました。

今回の外出レクはALSOK介護の仲間施設、グループホーム稲城長沼と一緒に秋を感じる外出レクを企画し、利用者様と一緒に小さな季節の幸せを見つけながら心あたたまるひとときを過ごしました。

光に迎えられて

車の窓の外では、街の灯りが次第に夜の色へと変わっていきます。
車内には、小さな笑い声と期待に満ちた会話があふれていました。
「夜に出かけるなんて、久しぶりね」
「どんな光が見られるのかしら」
普段の施設生活ではなかなか味わえない“夜の外出”という非日常に、皆さんの表情がいっそう輝いて見えました。

助手席のケアマネジャーが「寒くないですか?」と声をかけると、
「大丈夫よ、心がぽかぽかだから」と優しい笑顔。
その言葉に、車内の空気がやさしく包まれました。

やがて、よみうりランドに到着。
目の前に広がったのは、一面にきらめく光の海。
ゲートをくぐると、足元から頭上まで光のアーチが続きます。
「わぁ……!」
その瞬間、皆さんの目がいっせいに輝き、思わず息をのむほどの美しさに包まれました。

笑顔が咲くトンネル・記憶を照らすツリー

光のトンネルを歩くたびに、笑顔の花が次々と咲いていきます。
手をつなぎながら進む利用者さま、職員と肩を並べて見上げる光の滝。
「まるで夢の中みたいね」
「こんなにきれいなの、何年ぶりだろう」
そんな声があちこちから聞こえてきました。

観覧車のそばには、光に照らされたツリーが静かに揺れています。
まるで星空が地上に降りてきたような光景。
ベンチに腰を下ろした方が、「若いころ、子どもを連れてここに来たのを思い出したわ」「こうしてまた来られるなんて幸せね」と語ってくださり、
その笑顔は、この夜の光よりもいっそうまぶしく見えました。

笑い声とシャッターの音

写真撮影の時間には、皆さんの表情が本当にいきいきとしていました。
「もう少し寄って!」
「はい、チーズ!」
シャッター音と笑い声が重なり合い、そこにいる全員の心がひとつになるような瞬間でした。
マフラーを直す手、車いすを押す手、そっと手を取り合う姿――どれもが温かい光景でした。

光に包まれて、時が止まる

時間が経つのを忘れるほどのひととき。
帰りの時間が近づき、遠くに見えるジェットコースターの光を眺めながら、
「もう少し見ていたいね」「名残惜しいわね」と名残を惜しむ声が聞こえます。

車に戻ると、窓の外にはまだ遠くで輝くイルミネーションが見えました。
「この光、きっと忘れないね」
その言葉に、みんなが静かにうなずきました。

奇跡のような言葉

帰りの車内には、心地よい疲れと、やさしい余韻が漂っていました。
「楽しかったですか?」と看護師に尋ねると、
「ええ、初めてよみうりランドのイルミネーションを見たの。感動したわ」
「年を取るとね、昔は当たり前だったことが幸せに思えるの。季節が巡って、みんなとこうして景色を見られること、それ自体が奇跡みたいなものなのよ」
その言葉が、この日のすべてを物語っていました。

心に灯る光

私たちが目指したのは、ただの外出ではありません。
それは、“心に光をともす旅”でした。

老いることは終わりではなく、人生をより深く味わう始まりです。
年を重ねることは悲しいことではなく、長く生きてこられた証です。
元気でいられること、一緒に歩けること――それは介護の現場にいる私たちにとって、奇跡の積み重ねだと思います。

忙しい日々の中でも、利用者さま一人ひとりが笑顔で過ごせるように。
その想いを胸に、私たち職員もまた、皆さまと共に歩んでいます。
この日の“光の旅”で見たイルミネーションは、夜空から消えても、きっと皆さまの心の中でいつまでも輝き続けることでしょう。

そしてまたいつか、次の“光”を探しに出かける日を楽しみにしています。
共に歩き、笑い、光に向かい、光を感じ、光となって周りを照らす。
その光の中で、私たちは心と心を結び、ぬくもりを分かち合う。
それこそが、私たちの“光の旅”のつづきです。

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